不安と恐怖を乗り越え…“不屈の男”ユ・サンチョル氏、膵臓がん治療の終了を報告。

昨年10月に体調不良で入院し、その後ステージ4の膵臓がんを患っていることが明らかになった元マリノスのユ・サンチョル氏。27日に『SBS』のインタビューに応じ、注射によるがん治療を終えたことを明らかにしました。

「必ず乗り越えて、希望を示したい」とコメントしたユ氏。これまでに複数の検査を経て、大幅な改善が見られたといいますが、注射を行う日が近付くたびに逃げ出したくなるほどの恐れを覚え、「何度経験しても恐怖に襲われていた」そう。しかし、ユ氏は3月末に亡くなったお母様のことを思い、このように語っています。

「母は素晴らしい人だったと思う。私は13回治療を受けてきたが、母は30回も行っていた。母は弱音を吐いたことがなかったし、私はそれよりもマシだったのかもしれない」

その他、ユ氏の心の支えになっていたのは、治療により退任するまで率いていた仁川ユナイテッド(韓国)だったといいます。27日現在ではKリーグ1で最下位となっていますが、自らの闘病生活を通して彼らに活を入れ、「早く病気を治して彼らの助けになりたい」という一心で治療を受けてきたとのこと。また、“不屈の男”という自身のニックネームを体現し、再びグラウンドに立つことで、他の闘病者を励ましたいとも語っています。

https://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1005856344

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