Diario de F. Marinos 更新休止のお知らせ

いつもご覧いただきありがとうございます。管理人のakiraです。

新年早々ではございますが、このたび、本ブログ『Diario de F. Marinos』の更新休止を決定いたしましたのでお知らせいたします。休止期間は無期限とし、活動再開の時期については現在未定です。

ちょうど4年前の2017年1月2日、「新たな取り組みを行いたい」と始動させた本ブログ。海外メディアが報じたあらゆるトピックを横浜F・マリノスサポーターのコミュニティに対して提供し、その中で私自身も様々な経験をさせていただきました。特に、本ブログを取り上げてくださった『FMBH』および同ウェブサイト管理人のnari(@fmbh_nari)さんには厚く御礼申し上げます。

シティ・フットボール・グループ(CFG)によるバックアップが本格的に始動した2017シーズン、アンジェ・ポステコグルー監督によるチームの抜本的改革が行われた2018シーズン、15年ぶりとなるJ1リーグ優勝を果たした2019シーズン、コロナ禍の最中でクラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ・ベスト16を記録した2020シーズン。『Diario de F. Marinos』が過ごしたこの4年間は、マリノスというクラブにとってもエポックメイキングな時間でした。

しかしながら、多様化する発信と情報の氾濫、そしてそれらに対する向き合い方の変容を感じていました。それらを一旦整理するために、そして自らの指針を確立するために、ライフワークとして続けてきた本ブログの更新休止およびその他諸活動について、一度見直しをすることといたしました。

重ねてのご案内となりますが、活動再開は未定です。どのような形であれ、本ブログにコミットする際のポリシーが定まるその日まではお休みをいただきますが、私自身は引き続きいちファンとして横浜F・マリノスを支え続けていく所存です。今まで本ブログをご覧いただいたみなさまに感謝申し上げますとともに、結びの言葉とさせていただきます。4年間、ありがとうございました。

2021年1月2日
『Diario de F. Marinos』管理人
akira(@akiras21_

アンジェ・ポステコグルー:横浜F・マリノス 成功の裏側――『Total Football Analysis』

世界中のサッカークラブを取り上げたプレビューや分析などをウェブ記事、動画、ポッドキャストで配信している『Total Football Analysis』(@TotalAnalysis)で、オーストラリア・ブリスベン在住のベトナム人ライターであるダリル・グィラード氏(@dgouilard)が2019シーズンのマリノスを対象とした分析記事を公開しています。

今回は『Total Football Analysis』に許可を得て、以下に記事の翻訳をご紹介します。分析では「フォーメーション」「ビルドアップ」「攻撃の戦術」「守備原則」の4つに着目し、それぞれメリット・デメリットを含めた詳細な分析がなされているので、是非ご覧ください。

分析|アンジェ・ヨコハマ、優勝の瞬間――リッカルド・マルキオーリ

先日公開したシャバブ・フセイン氏のチーム分析に続き、今回は7日に行われたFC東京戦にフォーカスしたリッカルド・マルキオーリ氏(@RMarchioli)の分析をご紹介します。本稿公開にあたってはマルキオーリ氏から許可をいただいて全文を翻訳しており、画像および動画は元記事のものを引用しています。

マルキオーリ氏はアジアサッカー連盟(AFC)およびオーストラリアサッカー連盟(FFA)のA級ライセンスを所持する現役の指導者で、現在はオーストラリア3部相当のブランズウィック・シティSCで監督を務めています。コーチングの方法論および哲学、ゲームモデル構築、戦術的ピリオダイゼーション、分析および統計など数々の分野を専門としているほか、プロレベルでの戦術アナリスト経験も持つ人物です。

アンジェ・ポステコグルー監督率いるトリコロールは、果たして彼の目にどう映ったのでしょうか。どうぞご覧ください。

ポステコグルーの日本制覇を成し遂げた戦術――シャバブ・フセイン

7日に行われたFC東京戦で3-0の勝利を収め、15年ぶりとなるマリノスのJ1リーグ優勝を果たしたアンジェ・ポステコグルー監督の采配について、オーストラリアで活動するジャーナリストのシャバブ・フセイン氏(@ShababHossain13)が『The Roar』で記事を公開しました。

フセイン氏は『Goal』オーストラリア版をはじめ、『Football Today』『FTBL』といったオーストラリアの各種サッカー系メディアに記事を寄稿し、『Daily Football Show』『Football Nation Radio』などにも参加しています。今回はフセイン氏に直接コンタクトを取り、本人から許可を得て全文を翻訳しました。ポステコグルー監督の母国から届いた今シーズンの総括をどうぞご覧ください。

マンチェスター・シティはマリノスの“基準”なのか。CFGの世界展開を考える。

 

先月21日の湘南ベルマーレ戦でマリノスが見せた華麗なパスワークからのゴールがTwitterを中心に世界中で話題となり、マンチェスター・シティ(イングランド、以降シティ)やペップ・グアルディオラとの比較・対照がしばしば行われていますが、CFGとしてはそれぞれのチームの戦術に介入することはしていないようです。

ブラジルの名門サントスの愛称が“ペイシェ(魚)”なのはなぜ?

 

日本時間10日未明、急転直下移籍ドタバタ劇を繰り広げるカイケが魚の絵文字だけをツイートし、多くのマリノスサポーターにまたひとつ疑問を投げかけました。

今となっては容易に察しがつきますが、この“魚”はサントスを表していると考えられます。というのも、サントス(ブラジル)の愛称が“Peixe”(ペイシェ、ポルトガル語で「魚」の意)だからです。

しかし、サントスのエンブレムに魚らしきものは描かれていません。ではなぜ「魚」なのでしょうか?せっかくなので、少しだけ紐解いてみることにしましょう。

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