アンジェ・ポステコグルー監督がかつて指揮したメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)が、マリノスのアーサー・パパスヘッドコーチを新監督候補のひとりに挙げている模様。『The Australian』が伝えています。
2019-20シーズンを戦うメルボルン・ビクトリーは7日までにリーグ戦24試合を終えて5章5分14敗と大きく負け越しており、順位も下から2番目の10位に沈んでいます。
ビクトリーは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でオーストラリアへの再入国を断念した前監督のカルロス・サルヴァチューア氏を解任し、かつてマンチェスター・ユナイテッドやレディング(いずれもイングランド)などでプレーしたグラント・ブレブナー氏を暫定監督として立てていますが、依然として復調の兆しが見えていないようです。
新監督候補については元ギリシャ代表のトライアノス・デラス氏や、現役時代はアビスパ福岡でもプレーしたウフク・タレイ氏(現ウェリントン・フェニックス<オーストラリア>監督)とも噂されていたようですが、いずれも成立には至らなかったとのこと。
そこで、ビクトリーの理事会ではパパスヘッドコーチを推す声が上がっているようですが、過去にビクトリーのフットボール部門に在籍し、クラブのオペレーションについて理解があるとして、ジョン・アロイージ氏を推す声もあるといわれています。
本件については近日中にクラブから声明が出される見込みとのことですが、新監督が誰になってもブレブナー暫定監督はコーチングスタッフとしてチームに残る見込みとされています。