マリノスへの完全移籍に向かっているとされていたティーラトン・ブンマタンについて、マリノス移籍かムアントン・ユナイテッド(タイ)に戻るのか、その去就が不透明である様相が呈されています。
『Goal』タイ版では、アンジェ・ポステコグルー監督がティーラトンの獲得を熱望していると伝えられており、その中でマリノスとムアントン・ユナイテッドが交渉中であることを述べています。
「現在、我々(マリノス)と彼のチーム(ムアントン・ユナイテッド)の間で交渉が進められている。私はその交渉がうまくいくことを願っているよ。彼(ティーラトン)はプレーヤーとしてだけでなく、人としても素晴らしい。強い気持ちを持っている。そして29歳を迎えてなお、それらを高めていこうとしている」
「彼はまだまだ上手くなれると思うし、彼自身もそれを望んでいる。昨日(7日のFC東京戦)でも、そして最近10試合でもそれが垣間見えただろう。我々が何か必要なときに彼がボールを入れてくれる。走り込む動きにしろ、ゴールを決めることにしろ、それらは重要なことだし、私自身も彼に満足している」
一方『SMMSPORT』によると、ムアントン・ユナイテッドはティーラトンの買取オプション行使やローン期間延長についてマリノスからは何も連絡がないとしており、このままならティーラトンはムアントン・ユナイテッドのプレシーズンに合流することになるだろうと伝えています。また、もしティーラトンに興味を示しているクラブがあるとすれば、それもまた考慮される見込みとしています。