カイケ、マリノスと契約解除へ。今後の去就と日本での日々について口を開く。

フルミネンセ(ブラジル)へのローン移籍期間が満了し、その後去就が不明となっていたカイケですが、マリノスとの契約を双方合意の上での解除を済ませ、ブラジルでのプレー続行を模索しているようです。『Globo』がインタビューを行い、その内容を伝えています。

「この友好的な契約解除に関して、(マリノスには)とても助けてもらったよ。彼らはパートナーだし、互いにとって好ましいことだというのは明らかだ。とても友好的なことだし、すべてがうまく進んだことを神に感謝したいと思う」

このように語っているカイケですが、その後の彼のコメントによれば既にいくつかのクラブと交渉しており、生まれたばかりの娘さんのことを考えた上でブラジルでのプレーを希望しているようです。なお、カイケはマリノスでの日々を振り返りながら次のようにも話しています。

「僕ら(訳者注:カイケとマリノス?)はいつでもベストを求めているし、アジアのマーケットは金銭面で注目を惹こうとしているけど、全くもって違ったんだ。なぜなら僕は別の文化を知っているし、別のサッカーも知っている。それでも僕らは辛い時間を過ごしたよ。思っていたのとは違うことに気付いたんだ。

日本のサッカーは難しくて、とてもまとまりがあるんだ。何も知らないようなところに来てしまったし、何がどのようにして起こるのか分からなかったんだ。でもそれはポジティブなことで、より良い選択だと思ったからブラジルに戻ったんだ」

2017年からブラジルに戻り、サントス、バイーア、フルミネンセと渡り歩いてきたカイケですが、決して順風満帆なものではなく、特にフルミネンセでは自身が「これまで戦ったことがない」と語る残留争いにも巻き込まれ、クラブの財政難という波にも飲まれました。こうした経緯を踏まえ、カイケは次のようなコメントでインタビューを締めています。

「もっと強くなるために成熟する必要がある。この3、4年の中でも2018年は最悪だった。新たなチャンスを得るために、そしてフレッシュな気持ちでスタートを切るために、僕はここブラジルでプレーを続けたい。もうフリーになったから、すべてうまくいくはずさ」

https://globoesporte.globo.com/rj/serra-lagos-norte/futebol/noticia/kayke-rescinde-contrato-no-japao-e-aguarda-propostas-do-futebol-brasileiro.ghtml

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