16日にマリノス加入が内定したティーラトン・ブンマタンが、26日にタイで記者会見を行いました。マリノスから黒沢良二社長と小倉勉SDも出席したこの会見については既に膨大な数のタイメディアが伝えていますが、『Goal』タイ版を中心に、ティーラトンの背番号についての話題などをご紹介します。
2019シーズンは背番号5を着けてプレーすることが発表されたティーラトンですが、もともとは別の番号を希望していたといいます。
「最初は2番か3番を着けたいと思っていたんだけど、2番は別の選手(ドゥシャン・ツェティノヴィッチ)に使われていて、3番は欠番になっていることを伝えられたから、残された中で着けられるのは5番から19番とその他たくさんの番号だったんだ」
「特に理由はないんだけど、ただの番号以上のものを着けたいと思った。過去には同じような番号を主力として着けていたからね。自分のユニフォームの背中に1桁の番号が着いているのを見たときは、純粋に気持ちの問題だけど、僕にとって新たなラッキーナンバーになればいいなという切なる願いを抱いたよ」
『Goal』タイ版ではマリノスの背番号3が故・松田直樹さんを偲ぶ永久欠番であることが紹介されていますが、『SIAMSPORT』は背番号5が昨季まで喜田拓也の番号だったことを伝えており、「2011年のFIFA U-17ワールドカップや2014年のアジア競技大会に出場し、昨季の主力である喜田の番号を選んだティーラトンは大きなプレッシャーに直面するだろう」と見解を述べています。
同じく『SIAMSPORT』は小倉SDとティーラトンへの独占インタビューを行い、ティーラトンは浦和レッズに移籍した山中亮輔と同等の能力があること、左足での技術が高くコーナーキックとフリーキックをこなせること、そして左サイドバックやミッドフィールダーとしてプレーできることを理由に獲得したという小倉SDのコメントが伝えられています。
なお『มติชนออนไลน์』によれば、ティーラトンは1年間のローン移籍期間に加え、金額非公開の買い取りオプションが付けられている模様。また27日には日本に向けて出発するとのことです。