全てを意味する3語の言葉――アンジェ・ポステコグルー

しかし、私は前に進み続けなければならない。鏡に映る52歳の自分を見て、彼がよくしていた表情のいくつかを私もしていることに気が付いた。彼の声は私の頭の中で響いていて、ときどき気が付くと彼の言葉を口にしている自分がいる。彼はいなくなってしまったかもしれないが、今でも私と共にいる。そして、彼の孫に生まれ変わるだろう。彼が灯した炎はまだそこに在り、私は彼の犠牲に敬意を払わなければならない。

私がフットボールを愛しているのは、単にスポーツの中から選んだからではない。私のヒーローに近付くことができるものだったからだ。私たちはときどきスポーツが何なのかを見失うことがある。しかし、私はこれを理解するに達した。勝ち負けではなく、生み出されていくつながりこそがスポーツなのだ。人々をつなぎ、街をつなぎ、国をつなぐ。そして、親と子供をつなぐのだ。

父を亡くしたことは私が直面してきたことの中で最も辛いことである。彼が亡くなる間際、私は彼に愛を伝え、そして私たちを象徴する3語の言葉を言った。「“カート・イ・バーラ”だよ、父さん」。

彼のことが恋しくなるだろう。


本記事は、『PlayersVoice』のファウンディングエディターであるAlex Brown氏の許可を得て全文を和訳したものです。
Special thanks to @AlexBrown77 and @TricolorePride.

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