マリノスからローン移籍中のFWカイケについて、現所属先であるバイーア(ブラジル)のグート・フェレイラ監督は現地時間23日に行われるブルーミング戦(コパ・スダメリカーナ1次ラウンド 2ndレグ)ではメンバー外とする意向を示しました。『Correio』が伝えています。
カイケは1月30日のアウトス戦でゴールを決めて以来、ここまでおよそ4ヶ月間ゴールネットを揺らすことがありませんでした。チャンスがなかったわけではなく、現地4日のボタフォゴ戦や同14日のサンパウロ戦では得点機があったものの、いずれも決められなかったという経緯があります。
Com vocês, "KAYKE BURRO DO CARALHO" e mais um gol perdido para sua coleção. pic.twitter.com/1myw3UQCml
— comuecbahia (@comuecb) May 13, 2018
「私は普段選手を諦めるようなことをしないが、この状況はうまくいきそうな感じがしない」とフェレイラ監督。今はひとまずメンバーから外し、カイケが自信を取り戻すのに適したタイミングを見計らって起用するようです。
『Torcedores』によればフェレイラ監督は同じくバイーアのMFエウベルにも同様の処置を行い、一定の効果を認めている様子。カイケを起用しないことでバイーアは控えFWが1人になってしまうという事情がありますが、フェレイラ監督は「すべてはタイミングだ。プロセスを早めるようなことはしたくないし、我々はリスクを取っていく」と長期にわたる可能性を示唆しつつ、次のようにも述べています。
「人に対して諦めるようなことをしてはいけない。選択するのにベストなタイミングを見つけ出し、選手を回復させる必要がある。(調子を落とした選手をメンバー外とすることは)難しい選択ではあるが、いつかはする必要があることだ」
(https://www.correio24horas.com.br/noticia/nid/o-momento-nao-e-viavel-diz-guto-sobre-kayke-no-bahia/)