チアゴのマリノス移籍にFIFAが反応。パルメイラスに罰金支払いを言い渡し。

2019シーズン終了後にパルメイラス(ブラジル)からマリノスへと完全移籍したチアゴ・マルチンスの契約について、国際サッカー連盟(FIFA)がパルメイラスに罰金を科した模様。『Globo』が伝えています。

チアゴは2018年夏にパルメイラスからマリノスへとローン移籍しましたが、その際に付帯した買取オプションについての取り決めがFIFAからのペナルティ対象となったようです。

記事によると、パルメイラスがチアゴの獲得に対して移籍金600万ユーロ(約7億2400万円)以上のオファーを受けた場合、マリノスはこれを了承するか、チアゴをマリノスに残したい場合はオファー提示金額の半分を支払うことが当初の契約内容だったとされています。

※他メディアの内容と照らし合わせた結果、本記事公開当初の訳に誤りがありましたので訂正いたします。(7/3 9:35)

マリノスは最終的に200万ユーロ(約2億4000万円)を支払い、パルメイラスに保有権を残すことで決着したため、前述のローン期間延長に伴う金銭の支払いは発生しませんでした。しかし、FIFA規律委員会は「この条項によってマリノスの選手移籍に対する判断の自由に影響を及ぼしていた」としてこれを規約違反と判断し、パルメイラスに対して罰金2万5000スイスフラン(約280万円)を支払うよう5月に通達したとのこと。

罰金額こそ少ないものの、パルメイラスはFIFAのペナルティが不服であるとして、スポーツ仲裁裁判所に異議申し立てを行ったようです。

https://globoesporte.globo.com/futebol/times/palmeiras/noticia/noticias-palmeiras-thiago-martins-fifa-venda-yokohama-marinos.ghtml

Scroll to top