ブラジルの名門サントスの愛称が“ペイシェ(魚)”なのはなぜ?

日本時間10日未明、急転直下移籍ドタバタ劇を繰り広げるカイケが魚の絵文字だけをツイートし、多くのマリノスサポーターにまたひとつ疑問を投げかけました。

今となっては容易に察しがつきますが、この“魚”はサントスを表していると考えられます。というのも、サントス(ブラジル)の愛称が“Peixe”(ペイシェ、ポルトガル語で「魚」の意)だからです。

しかし、サントスのエンブレムに魚らしきものは描かれていません。ではなぜ「魚」なのでしょうか?せっかくなので、少しだけ紐解いてみることにしましょう。

このニックネームについての疑問はどうやらブラジル人の間にもあるらしく、『Terra』が公開している記事のタイトルは「Por que o Santos é chamado de peixe e a mascote é uma orca?(どうしてサントスはペイシェ=魚と呼ばれていて、マスコットはシャチなの?)」となっています。

記事によれば、サントスはサンパウロに遠征するたび、サントスサポーターはサンパウロサポーターから“腐った魚”と呼ばれていたそう。しかし、ブラジルサッカー史上初のプロ公式戦となった1933年3月12日のサントス対サンパウロ戦で、サントスサポーターは次のように取り決めを行ったようです。

「この試合、もしサントスサポーターが悲嘆する声を聞いたらこう応えることにしよう。“俺らは誇りある魚屋だ”、と」

この一件以来、“魚(ペイシェ)”がサントスのニックネームとして認知されていったとのこと。

ちなみに、サントスのマスコットはシャチのバレイーニャ(メス)とバレイロン(オス)。シャチをモチーフにしているのは、「特に大きくて高い知能を持つ海の捕食者であり、多くのリスペクトを集める海洋生物だから」だそう。

この2頭、見た目はほぼ同じ。ですが、腹部に黒のストライプが入っているかどうかで見分けることができます。ストライプが入っていればバレイーニャ、入っていなければバレイロンです。

https://noticias.terra.com.br/educacao/voce-sabia/por-que-o-santos-e-chamado-de-peixe-e-a-mascote-e-uma-orca,0908c4bdea737310VgnCLD100000bbcceb0aRCRD.html / La foto principal de http://santosvivo.esp.br/)