オーストラリアから来た新コーチ、オントン氏とコバチェビッチ氏の経歴を概説。マリノスとのつながりも。

11日に行われた2020シーズン新体制発表会で、マリノスのスタッフとしてショーン・オントン新コーチとダミアン・コバチェビッチ新フィジカルコーチの加入が発表されました。それぞれピーター・クラモフスキー前コーチとグレッグ・キング前フィジカルコーチの後任となります。

ここでは、オントン氏とコバチェビッチ氏の経歴や、彼らとマリノスのつながりについてご紹介いたします。まずはコバチェビッチ氏から。

ポステコグルー監督の“新たな右腕”か。アナスタシアディス氏がマリノス加入の可能性。

ピーター・クラモフスキー氏の清水エスパルス新監督就任に伴うコーチングスタッフの人員補充候補として、ウェスタン・ユナイテッド(オーストラリア)でアシスタントコーチを務めるジョン・アナスタシアディス氏の名前が挙がっている模様。『The Sydney Morning Herald』が伝えています。

分析|アンジェ・ヨコハマ、優勝の瞬間――リッカルド・マルキオーリ

先日公開したシャバブ・フセイン氏のチーム分析に続き、今回は7日に行われたFC東京戦にフォーカスしたリッカルド・マルキオーリ氏(@RMarchioli)の分析をご紹介します。本稿公開にあたってはマルキオーリ氏から許可をいただいて全文を翻訳しており、画像および動画は元記事のものを引用しています。

マルキオーリ氏はアジアサッカー連盟(AFC)およびオーストラリアサッカー連盟(FFA)のA級ライセンスを所持する現役の指導者で、現在はオーストラリア3部相当のブランズウィック・シティSCで監督を務めています。コーチングの方法論および哲学、ゲームモデル構築、戦術的ピリオダイゼーション、分析および統計など数々の分野を専門としているほか、プロレベルでの戦術アナリスト経験も持つ人物です。

アンジェ・ポステコグルー監督率いるトリコロールは、果たして彼の目にどう映ったのでしょうか。どうぞご覧ください。

ポステコグルーの日本制覇を成し遂げた戦術――シャバブ・フセイン

7日に行われたFC東京戦で3-0の勝利を収め、15年ぶりとなるマリノスのJ1リーグ優勝を果たしたアンジェ・ポステコグルー監督の采配について、オーストラリアで活動するジャーナリストのシャバブ・フセイン氏(@ShababHossain13)が『The Roar』で記事を公開しました。

フセイン氏は『Goal』オーストラリア版をはじめ、『Football Today』『FTBL』といったオーストラリアの各種サッカー系メディアに記事を寄稿し、『Daily Football Show』『Football Nation Radio』などにも参加しています。今回はフセイン氏に直接コンタクトを取り、本人から許可を得て全文を翻訳しました。ポステコグルー監督の母国から届いた今シーズンの総括をどうぞご覧ください。

ティーラトンがマリノスへ完全移籍間近。加入時の経緯についての言及も。

タイ人として初めてJリーグ優勝を達成したティーラトン・ブンマタンについて、マリノスが完全移籍に向けて動いていると先日報道がありましたが、ティーラトンの所属元であるムアントン・ユナイテッドが放出を決断した模様。『ข่าวสด』が伝えています。

「私は挑戦が大好きだ」。ポステコグルー監督が今後の展望を語る。

マリノスにとっては15年ぶりの、そしてオーストラリア人として初めてのJリーグ優勝を間近に控えたアンジェ・ポステコグルー監督が、自身の今後について言及しました。『FOX Sports』オーストラリア版のインタビューに応じています。

「来年は間違いなく(横浜に)いる。まだやりたいことが残っているからだ。まだまだ良くなると思っている」

「非常に充実している」。ポステコグルー監督が異国の地・日本で積み重ねた自信と喜び。

11日にマリノスとの契約を更新したアンジェ・ポステコグルー監督ですが、日本での監督業に対しては大きな充実感を得ている様子。オーストラリアのラジオ局である『Sports Entertainment Network』に語ったインタビューの内容を、『Brisbane Times』が紹介しています。

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