“自分たちのサッカー”の重要性とアヤックスの躍進。信念に堅く立つポステコグルー監督の哲学に迫る。

「“自分たちのサッカー”をするチームが成功できるというのを示すこと。横浜にだけではなく、日本中に対してだ。私が思うに、日本のサッカーはまだまだ発展途上にある。素晴らしい選手たちがいるし、リーグの運営も素晴らしい。彼らは自分たちが行っていることに対してプロフェッショナルだし、世界のフットボールのトップに立ちたいと本気で思っている」

「これは私の考えだが、あるクラブが“自分たちのサッカー”をしている姿を彼らに対して示すことができれば…と思う。この国の多くのクラブは世界的に見ても珍しくないプレースタイルに対して少し保守的なところがある。日本では守備的に、そしてやや慎重にプレーすることを大きく重視する風潮がある。そこにあるチームがやってきて、少し揺さぶるようなことをすれば、フットボールを変えることになるだろうと私は思っている。

私がいるところは概してそのようなものだが、成功を収めない限りはこのどれも行うことができない。なぜなら、最終的に人々が目を向けるのは成功だからだ。そしてそれこそがこれからの12ヶ月か更に先まで私がフォーカスしている部分だよ」

「フットボールの世界は世界中に繋がっているし、私は監督をしているうちにできるだけ多くのところに影響を与えたい。だが私はここ(横浜)で良い仕事をすることに集中している」

ペップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)やマウリツィオ・サッリ(チェルシー監督)といった監督と同様に是非が問われることの多いポステコグルー監督の方針ですが、そのことを尋ねられたポステコグルー監督は次のように話しています。

「難しいことではないと思う。たとえばグアルディオラやサッリと話したとしよう。自分が本当に信じていることをしているとき、結果がすぐには出ていないのに何故(やり方を)変えないのかを他者が理解するのはより難しいことだが、それがうまくいくと分かっていたとしたら、それが為すべきことを為す理由だ。フットボールに限らず、人生においても同じことが言える」

「人々はあまり我慢強くない…人々が確信を得たときにこそ素晴らしいが起こるものにもかかわらず、そしてさほど大きな忍耐が求められているわけでもないのに、だ。私に関して言えば、私が求めるものにたどり着くまでに1年以上掛かることは稀だ。人々は最初の24時間では分からず、それから変化を求めるようになるが変えることはない。そうして人々は疑問を抱き始める。

だが私や私と同じようなやり方をしている監督は、物事がこうなるのは分かっているし、これこそが私のやり方であり私が信じていることであって、だからこそ短期的に変えるようなことはしない。がむしゃらであれば収穫を得ることになる。今日の世界はその場しのぎの物事がとても多く、人々はその場の満足を得ようとして根気強くあろうとする姿勢になっていない」

最後に、ポステコグルー監督は今季のUEFAチャンピオンズリーグで躍進を見せているアヤックス(オランダ)を例に挙げ、自身の監督としての哲学を端的に語っています。

「アヤックスについての分析とその素晴らしさをこれから読むことになるだろうが、彼らは素晴らしいものを建て上げるために4年もの間リーグタイトルやその他のトロフィーを費やしてている。若い選手たちを起用して、彼らがミスを犯してきたからだ。そして今やその若い選手たちは信じられないものを創り出す最前線にいる。私もこれと同じように、誰でも素晴らしいことを成し遂げられると信じている。他の誰かがしていることをするのではなく、他の誰かが恐れを抱いていたり確かでないことに反応することでもない」

https://uk.sports.yahoo.com/news/australia-yokohama-postecoglou-wants-leave-041836587.html

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