幼少時代の夢、経験、愛国心…デゲネクが語る“オーストラリアへの想い”とは。

6月にロシアで開催されるワールドカップを控え、オーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクが『The Roar』のインタビューに応じました。デゲネクは幼少時代の夢、サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)として過ごしたワールドカップ予選、そして日本での現状についても語っています。

「フットボールの世界で名を挙げるという夢を叶えるために、17歳でオーストラリアを旅立った。僕の夢はドイツで始まって、その出発地点は歴史あるVfBシュツットガルトだった。

非現実的だったよ。言葉は知らないし、あの時は冬だったから-17℃の中でトレーニングをしていて、凍える思いだった。でも、それらは全部僕の夢の一部だ。あの時の思い出と経験が僕を形作っているよ」

“サッカー選手になる”という通過点をドイツ・シュツットガルトで経たデゲネクはその後、同じドイツの1860ミュンヘンへと移籍。そして2017年からはマリノスへと活躍の場を移しました。

マリノスのプレーヤーとしてオーストラリア代表に招集され、チームの一員としてワールドカップ出場権獲得に貢献。彼にとってオーストラリアがどのような存在であるか、デゲネクはこう語っています。

「僕がオーストラリアを選んだのは、オーストラリアが僕の母国だからだ。僕の家族と僕自身に今日の生活と、大物になるチャンスをくれた国だからね。心から愛する国であり、これから先ユニフォームに袖を通す時はいつでもこの国のために戦う」

続いて、ワールドカップ出場までの道のりを次のように振り返っています。

「出場権を得るまでのプロセスは大きかった。僕らはフットボールの世界に爪痕を残したいと思っていて、ポジティブな意味でそれを達成することができた。僕らはワールドカップの歴史において最も多くのゴールを決め、最も多くの試合を戦い、最も長い距離を移動して出場を決めたんだ。特別なことだし、母国を今年ロシアに導くことができたのは名誉なことだよ」

「世界最大の舞台、世界最大のイベントのために(ロシアへと)戻ってこれるのは最高だね。子供の頃から夢見てきたことが、ついに現実のものになった。僕らは国のために良い結果を残すためにあそこへと行くんだ。(2017年にロシアで行われた)コンフェデレーションズカップはとても大きな経験になったし、ロシアは美しい国だ。ワールドカップはきっと素晴らしいものになるだろうね」

また、2017年11月まではオーストラリア代表で指揮を執り、今季からマリノスに加入したアンジェ・ポステコグルー監督や日本のサッカーについても触れています。

「アンジェと再び一緒にやれるのは最高だ。彼がここ(マリノス)にいると思えばもっと落ち着くことができると思うし、日々彼から学ぶことで更に素晴らしい選手になれるだろう。日本にいる僕に起こり得る中では最も良いことだから、最大限に活用していくよ」

「日本のフットボールは素晴らしい。スタジアムには多くの人々がやってくるし、ファンもみな最高だ。そして何よりも(行われている)フットボールが素晴らしい。アジアで一番のリーグだね。ここに居られて幸せだよ」

インタビューの最後に、デゲネクはオーストラリアのサッカー少年たちに向けたメッセージを語っています。

「オーストラリアでフットボールをしている子供たちに伝えたいのは、僕らの国で最も愛されているスポーツ(オージーフットボール)を君はプレーしていないというだけのことだ。誰にも裁かせてはいけないし、“(オージーフットボールをしないのは)良くないことだ”とも言わせてはいけない。

君は君の夢を追いかけよう。他の人々が眠っている間に取り組もう。休んではいけない。僕がしたように、君も君の夢を実現させよう。自分のやり方を信じ、君が選んだ道を信じるんだ。そうすれば君もきっと成功を手にできるさ」

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