「素晴らしいポテンシャルだ」と強化責任者も太鼓判。遠藤渓太がウニオン・ベルリンに合流。

マリノスから1.FCウニオン・ベルリン(ドイツ)にローン移籍となった遠藤渓太がドイツに到着し、チームに合流した模様。『Bild』をはじめ複数メディアが報じています。

遠藤は現地時間1日にチームが宿泊するホテルへと到着したものの、先月26日の北海道コンサドーレ札幌戦で負った大腿部の軽傷から練習は回避。クラブのフットボール・ダイレクター(FD)であるオリバー・ルーナート氏によってチームに紹介され、歓迎を受けたようです。また、練習にこそ参加しなかったものの、遠藤はこの日渡独後初めてファンサービスを行い、現地のファンが持参したユニフォームにサインを入れたとのこと。

『Kicker』ではルーナートFDの遠藤に関するコメントが紹介されています。

「日本にいる人達に才能のある若い選手のことを聞くと、遠藤渓太の名前がしばしば挙がる。素晴らしいポテンシャルを持っていて、我々に力を貸してくれるだろう。(元ボルシア・ドルトムントの香川真司を引き合いに出して)最初のうちは『なんて酷い買い物をしたんだ、何の役にも立たないじゃないか』と皆言っていたが、その後は世界的なスターになった。選手たちには時間を与えてやってほしい。ケイタはそれに応えてくれるだろう。私はこう確信している。慣れるため、そして整理するための時間が与えられれば彼はうまくやってくれると」

またルーナートFDは遠藤の獲得に際し、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、自身の目で遠藤のプレーを直接確認することは叶わなかったようですが、「我々には優秀なスカウティング部門があって、私は彼らのことを100%信頼している。ただ、私が自分自身で下した決断には101%の信頼を置いている」と、情報を精査しつつ最終的には自身の判断で進めたことを明らかにしました。

なお『Kicker』は遠藤の通訳として山森順平氏が帯同していることも紹介。『スポーツニッポン』の過去の報道によると山森氏はかつて香川真司と清武弘嗣(元ニュルンベルク、現セレッソ大阪)の通訳も務めた経験があり、ウニオン・ベルリンもその経験を買って依頼したようです。また『Berliner Kurier』によると、代理人を務めるトーマス・クロート氏が遠藤にドイツサッカーのアドバイスを行うため2週間ほど滞在することも伝えられています。

https://www.bild.de/sport/fussball/fussball/union-berlin-neues-trio-ist-da-endo-kommt-humpelnd-72177870.bild.html / https://www.kicker.de/780893/artikel/union_die_luschen_mit_der_herausragenden_transferpolitik_ / https://www.berliner-kurier.de/union/union-manager-ruhnert-zufrieden-sind-auf-einem-guten-weg-li.96370 / https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/06/22/kiji/K20120622003515840.html

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