コロナ禍の中で見つけた幸せ。エジガル・ジュニオが日本で叶えた“長年の夢”について語る。

エジガル・ジュニオが『Jornal Correio』のインタビューに応じ、トレーニングや私生活など、彼の周囲を取り巻く環境の現在の様子について言及しました。

エジガルはまず、世界的に流行している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の日本における状況について述べています。

感染拡大が始まった頃でもエジガル自身は自己隔離を行っておらず、初期は静かに外出していたそう。「感染者数が増加するのを見て、この先深刻化するかもしれないと日本政府は思ったんだろう。それから政府はアクションを起こしたんだ」と私見を述べつつ、その後マリノスも全体練習を中断したことに触れました。

しかし、エジガル曰く最近は少し状況が変わったようです。

「少しずつ練習を再開している。クラブは僕たちが個人練習をするためにフィールドとボールを用意してくれているんだ。でも、まだ全体練習はできていない。練習をしたらウェアを持って帰っているよ。ロッカールームはないからね。家を出て練習に向かうようになってきたけど、クラブや国(日本)は6月1日から(これまでの生活へと)元に戻っていこうとしているからじゃないかな」

「まず大事なのは健康だ。それから、もし行政が“人々が仕事をするにあたって安全が確保されている”と判断したら、僕もピッチに行くよ。またプレーをすることにためらいはない。正しいタイミングでまたあの日々が戻ってくると思っているし、僕らはプレーに備えておく必要がある」

また、エジガルは来日した頃を回想しながら、言語を学ぶ重要性についてこのように話しています。

「僕が日本に来たときは、もっと大変になるだろうと思っていたんだ。でも日本にはとても理解のある人々がいて、スムーズに適応できたよ。チームメイトもいい人たちばかりで、ベストな形で僕を迎え入れてくれたし、今でも僕のことを助けてくれる。まだ(日本語での)会話はできないけど、日常で使う言葉はいくつか覚えたよ。特にピッチの上では、何かを指示したり、質問したりする方法を知っておく必要がある。だから、溶け込んでいくためには少しずつでも彼らの言葉を学んでおくことが大事なんだ」

一方、このコロナ禍によって起こったことは悪いことだけではない様子。自宅でのトレーニングを行う傍ら、1ヶ月半前に生まれた第一子のジョアン・ミゲル君と過ごす時間を楽しんでいるようで、父親になるのが長年の夢だったというエジガルは「ずっと思い描いてきたことだし、すべてを楽しんでいるよ。もうおむつ交換も経験したしね。いろんなことをちょっとずつやっていて、彼と過ごす一秒一秒を楽しんでいるんだ」と語っています。

https://www.correio24horas.com.br/noticia/nid/no-japao-edigar-junio-conta-como-e-viver-a-pandemia-no-pais-oriental/

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