マリノスにとっては15年ぶりの、そしてオーストラリア人として初めてのJリーグ優勝を間近に控えたアンジェ・ポステコグルー監督が、自身の今後について言及しました。『FOX Sports』オーストラリア版のインタビューに応じています。
「来年は間違いなく(横浜に)いる。まだやりたいことが残っているからだ。まだまだ良くなると思っている」
「フィールドの外側でいくつかチャレンジがあったので、私がしようとしていることを理解している人々と共に、クラブを正しい方向へと導いていきたいと思っている。練習場の構想があり、素晴らしい選手たちを呼び寄せるために予算を増やすプランもある」
「次の10年何が起こるか私には分からない。私がしたいことをして、私がさせたいようにさせたい選手たちがいる、この空間にいるというだけだ。次にどんなステップを踏むべきか、あるいは踏まないべきかに悩み苦しむような状況にない1人の監督として、かなり解放的だよ」
「次の行き先は…私の夢を語ることはできるが、それを口にしようとする人々は大成しない。私は(かつて抱いてきた夢のひとつひとつを)既に超えてきている。サウス・メルボルン(ポステコグルー監督の出身クラブ)で優勝することを夢見て、監督2年目にそれを成し遂げた。その先はすべて夢物語だよ」
また、しばしば噂されているヨーロッパクラブでの指揮については次のように語っています。
「ヨーロッパで監督をしたいという願望はある。(ヨーロッパで監督をすることがステータスではなく、)挑戦になるからだ。オーストラリアにいた頃でさえ、私はトップレベルで指揮できると信じていた。傲慢な思いではない。私自身何ができるか、そして私のやり方が通用すると知っていたからだ。私が指揮してきたチームではうまくいっているからね」
「私は挑戦することが大好きで、監督をすることが大好きで、他の誰もが難しくて背を向けるような課題に取り組むことが大好きだ。私はいつでもそうした類のことに心惹かれている」
ちなみに、将来的なオーストラリア復帰については「今でもオーストラリアのフットボールに、そしてそのポテンシャルを引き出そうとすることに情熱を抱いている」としつつ、監督以外のアプローチで関わることになるかもしれないとしています。