診断次第では今後の進退にも影響か…入院していたユ・サンチョル氏が現場復帰。

かつてマリノスに在籍し、現在は仁川ユナイテッド(韓国)で指揮を執っているユ・サンチョル氏が、19日に行われた城南FC戦の後に入院しました。

当時韓国国内では情報が錯綜し、仁川のクラブCEOが公式ウェブサイトを通して声明を発表する事態にまで発展しましたが、27日の水原三星ブルーウィングス戦でユ氏はベンチ入りを果たしました。ここでは『조선일보』などの報道に基づいて、経緯と現況をお伝えします。

今回ユ氏に見られたのは黄疸の症状で、25日に退院するまでに検査を受けた模様。詳しい病状については様々な情報が飛び交いましたが、現在のところ具体的な発表はなく、ユ氏も「来週には結果が出るだろう」と述べています。

27日の試合前インタビューでは、今節の対戦相手であり、韓国代表でのチームメイトだった水原のイ・リムセン監督からも気遣いのあるコメントを受けたユ氏は「多くの人々から励ましを受けた。おかげで早く戻ってくることができた」と感謝の言葉を述べつつ、「(今後の)回復については自分自身の気持ちに懸かっていると思うし、私自身は回復すると信じている」ともコメント。

ただし、一方でユ氏は現状について「決して容易なものではない。検査の結果を待っているところだが、場合によっては今後について決断を下す必要があるかもしれないと思っている」と、不安の色を隠せない状態にあるようです。

また『스포츠한국』によると、クラブは当初ユ氏の健康状態を慮って休養するよう伝えたものの、ユ氏自身が現場復帰を希望したそう。このことについては「病院にいるよりもフィールドに立っている方が回復が早いからね」としています。

https://news.chosun.com/site/data/html_dir/2019/10/27/2019102700678.html

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