オーストラリア、タイ、ベトナム…ポステコグルー監督が見たJリーグとアジアの関係性。

アンジェ・ポステコグルー監督がマリノスの現状とJリーグの取り組みについてコメントしています。『FTBL』が伝えています。

記事の冒頭では、オーストラリアのAリーグが2017年から「4+1」の外国人枠ルールに触れられています。Aリーグは各クラブが4人の外国人選手と1人のアジア人選手を呼び寄せるよう図っていますが、現在行われている2018-19シーズンのアジア人選手は本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)のみとなっているそう。こうした前置きに始まり、その後ポステコグルー監督へのインタビューを紹介する形となっています。

 

「(Aリーグとマリノスの間に)それほど大きな差はない、というのが正直なところだ。CFGはマリノスの20パーセントを保有しているが、設備に対して少しチャレンジを抱えている。(マリノスは)日本においてビッグクラブではないが、それは構わない。取り組みが続く進化の過程だからだ。そこに足を踏み入れたとき、何を望むべきかは分かっていた」

現状について不満はなく、むしろ非常に楽しんでいる旨を語る一方で、ポステコグルー監督はJリーグが制度として設けている「提携国枠」についても自身の関心を述べています。

「Jリーグはタイやベトナムといった国々と取り決めをしていて、該当する国の選手を外国人選手とみなさないようにしている。なぜなら、Jリーグはそうした国々の人々がJリーグをフォローするように促したいからだ」

「ティーラシン(サンフレッチェ広島)は素晴らしい一年を過ごし、衝撃を与えた。その他2人のタイ人プレーヤー(ティーラトン<ヴィッセル神戸>、チャナティップ<北海道コンサドーレ札幌>)もそうで、Jリーグでオーストラリア人プレーヤーが示したプレーのレベルを上回っていた」

この後ポステコグルー監督は、ワールドカップアジア最終予選のタイ代表戦(2016年11月15日、タイ・バンコク)で自身が率いるオーストラリア代表が引き分けたことを引き合いに、タイのサッカーに対する情熱はオーストラリアにも並んでおり、自分たちのレベルに向き合う必要があるという旨をコメントしています。

https://www.ftbl.com.au/news/ange-j-league-does-it-better-than-the-a-league-517114

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