ヴィエイラ、セルビアの“あのクラブ”からオファーを受けていた?

 

2016年末まで所属したレッドスター・ベオグラード(セルビア)のサポーターたちから今なお熱烈なラブコールを受けているウーゴ・ヴィエイラですが、2017年の夏にとあるクラブからオファーを受けていた模様です。『Sportske.net』が伝えています。

それまで好調だったにも関わらず、2017年夏の中断明けに先発メンバーを外れたヴィエイラが「なぜ試合に出られなかったのかが分からない」として移籍を示唆したことが『フットボールチャンネル』から伝えられていましたが、『Sportske.net』によれば、ヴィエイラの発言と同時期にパルチザン・ベオグラード(セルビア)がオファーしていたようです。

パルチザンといえばヴィエイラの古巣であるレッドスターのライバルであり、世界を見渡しても特に危険なムードの中で行われるダービーマッチが知られています。同メディアによれば結果的にヴィエイラはパルチザンからのオファーに断りを入れたようで、現在もマリノスの選手として2018シーズンを戦っています。

ちなみに、同メディアは今冬の移籍期間でレッドスターから江蘇蘇寧(中国)に移籍したFWリッチモンド・ボアキエの代役となる可能性を示唆していますが、一方で『Спортски Журнал』から次のようなヴィエイラのコメントを引用しています。

「“レッドスターに戻ってきてくれ”というようなメッセージはたくさん受け取ってきたけど、クラブから正式に連絡が来たことはないよ。僕には(マリノスとの)契約があるし、横浜の人々も僕のことを手放してはくれないだろう。ここ(日本)でちょうど始まったシーズンについて、僕は彼らのことが必要だからね」

なお、ヴィエイラ自身は将来的なセルビア復帰については決して否定的でないようで、「ホーム(レッドスター)に戻ることを悪い選択肢だと捉えたことは一度もない。セルビアに来たことで僕の人生は変わったんだ。いつかはレッドスターに戻るよ、必ずね」と発言しています。

https://www.sportske.net/vest/domaci-fudbal/letnja-zamena-za-boacija-bombarder-drugi-put-medju-srbima-331422.html

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